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ナタリア・ソトニコワ:キアリ奇形、脊髄空洞症、脊柱側弯症

Published by at 2012年9月26日


Natalia_Sotnikova
手術日:20125

  ロシア人

2012年5月31日にロヨ先生に手術をしてもらい、私はその日から生まれ変わりました!決して誇張しているわけではありません。私の経験から言っていることです。

私が自分の本当の病気を知ったのは2010年にMRI検査を受けた時で、以前は骨軟骨症と診断され、20年以上その治療を受けてきました。主治医の先生に右半身の感覚がないことを告げると、たいしたことではないと無視し、また、私の話をあきれた表情を浮かべて聞いていました。私にとって一番辛かったのは、毎年体に感じていることをうまく医者にも自分自身にさえも説明することができなかったことです。少しずつ体に何か異常なことが起こっていると理解し始めました。当時、すべてのことに対していらいらしていました。疲れやすく、全身のすべての力が抜けていくようでした。しばしば世界は灰色に見え、私にとってそれはまるで別の世界から見ているかのようで、もうこの世界に自分は存在しないのだとさえ感じました。前はあんなに簡単だった、誰かとおしゃべりするということでさえ辛くなり、二重人格者になったようでした。また、80歳のおばあちゃんになったかのような感覚を覚え、毎日が人生最後の日に感じました。これは本当に耐えがたかったです。

そして、少しずつ頭がおかしくなっていきました。歩いている時にかばんを落としたり、物が二重に見えたり、平衡感覚を失いよろめくこともありました。これらはすべて”驚き”でした。朝は起きる気力もなく、体中を殴られたかのように全身が痛み、腰にはコンクリート板をつけられたかのように重さを感じました。毎晩100回は起きて、5分おきにトイレに行く状態が続きました。

ロシアの先生(神経科医長のドロニン先生も含む)に診てもらった結果、満場一致で「あなたはこの病気を持って生まれたのだから、今後もずっと病気とともに生きていかなければならない」と言われました。治療は始まったものの、何の役にも立ちませんでした。私の望みはインターネットへと向き、何時間もコンピューターの前で私の病気について情報を探しましたが、見るものすべてはロシアの医療機関などすでに読んだページばかりで、新しい情報は一つも見つかりませんでした…あの日までは!あの日というのは、2012年の2月にキアリ研究所のウェブページを見つけた時で、私にとってはまさかの大発見でした!!!私にとって救済そのもので、ウェブページを見た瞬間から一分たりとも疑う気持ちはありませんでした。現在でもロヨ先生には第2の人生を与えていただいた感謝の気持ちでいっぱいです。術後の回復で以前の生活を再び送れるようになり、また恐れずに笑顔で将来を見つめることができます。

手術の後、私の最期の日まで先生のために毎日祈ると約束しましたが、それは本当です。私の命を救ってくれた先生には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。先生の健康と健康と、そして更なる健康をお祈りしています。実り多き年になりますように。

深い感謝の意を込めて…

ナタリア

2012年9月19日 ロシアのノヴォシビルスク

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