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ビクトリア・エストラダ:アーノルド・キアリ奇形I型、脊柱側弯症、脊髄牽引症候群

Published by at 2011年10月20日


victoria_elena_estrada

Date of surgery: February 2011

Colombia

手術日:2011年2月

私の名前はビクトリア­・エレナ・エストラダです。コロンビアのメデジンの出身で、51歳です。4年前にアーノルド・キアリ奇形と診断されて、大後頭孔減圧術を受けましたが全く意味がありませんでした。最初の6ヶ月はよかったのですが、それからまた症状が戻り、激しい頭痛で、笑うことや咳をすること、くしゃみをすることやかがむこと、運動などの普通のことができなくなり、自分が病気であると忘れられる瞬間は一度もありませんでした。また、夜は両手がしびれ激しい不快感と共に何時であろうと起きてその痛みを取るために手を振ったりしていました。さらに、8年以上前から尾骨付近に激しい痛みがあり、特別なクッションを敷いていすに座らないと痛くてたまりませんでした。全身麻酔で仙骨ブロック注射を受けましたが、効果はありませんでした。

とにかく色々なことが起こり、その度に自分自身の力で何か解決策を探さなければと思うようになり、それがきっかけでバルセロナキアリ研究所のホームページを見つけました。そこには私の病気の解決策が載っていたのです。すぐに連絡を取り、検査画像を送りました。病気の完治は難しいけれど、終糸切断手術で病気の進行を止めることはできると返事が返ってきたので、私はバルセロナに渡り手術を受けることに決めました。

手術を受けてから8ヶ月経った現在、私は病気を発症する前の幸せな自分に戻っています。歌ったり踊ったり、笑ったり運動したり、もう何も体のことで心配することはありません。主人や子供たちも私の元気な様子を喜んでくれています。

信じられないかもしれませんが、手術は痛くありません。唯一不快なことを挙げるとすれば尾骨部の小さな傷口でしょうが、それも術後8日経つと手術をしたことすら忘れてしまうくらい気にならなくなります。コロンビアまでは11時間の長旅でしたが、何も問題なくコロンビアに帰れました。手術から2ヶ月後、少しずつ運動も始めました。

この体験談を読んでいる方に伝えたいことは、もしみなさんの中で終糸切断手術が適用されると連絡がきたら、ぜひ病気を治す選択肢として手術を考えてほしいのです。ロヨ先生は私たちを苦しめている病気の研究に人生を捧げている方です。その先生指導下の研究所の医療チームは全員プロの方です。ロヨ先生、先生の存在に感謝しています!

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