患者のための入門書出版

Published by ICSEB at 2024年11月22日 当研究所の研究開発(R&D)部門およびマーケティング部門の提携のもと、キアリ&脊柱側弯症&脊髄空洞症基金から、『患者のための入門書:キアリ奇形・脊髄空洞症・脊柱側弯症および関連疾患 終糸病と神経頭蓋脊柱症候群の診断と最新治療法』が出版されました。 当入門書は、ロヨ医師の過去50年に渡る研究と業績に基づいており、特に患者さんやそのご家族などを対象に書かれています。終糸病、神経頭蓋脊柱症候群、および関連疾患のメカニズムを理解したい方のために、当研究所の治療法や診療経験、病気の理論、そして治療適用後に期待されることなどを読者に共有することが目的です。 初版はスペイン語で書かれており、現在キアリ&脊柱側弯症&脊髄空洞症基金への寄付として本の購入ができますが、まもなくオンラインでも入手可能になり、単行本および電子書籍をオンライン注文することができます。 この本を通して、ロヨ医師率いる医療チームによってMRI検査から終糸病との診断が下り、外科的治療、リハビリテーション、術後のフォローアップ、そして患者さんの生活の質を改善する経緯に至るまで、当研究所独自の治療計画「終糸システム®」に従った専門的アプローチを紹介しています。また、過緊張にある終糸によって引き起こされた中枢神経系の異常な牽引が、それぞれの病気において力学的にどう作用しているのかも理解することができます。 この入門書によって、当研究所チームの発見・研究、および病気の知識と理解を促し、当研究所で行っている治療に対する疑問を少しでも明らかにできたらと思っております。 デジタル版での出版準備および英語版の出版準備ができましたら、SNSを通してお知らせしますので、ぜひ当研究所のFacebookとInstagramのアカウントへのフォローをお願いします。最新情報をお届けいたします。 https://www.facebook.com/profile.php?id=100006632984735 https://www.instagram.com/institutchiaribarcelona/ キアリ&脊柱側弯症&脊髄空洞症基金によって出版された書籍については、こちらをご覧ください。https://chiarifoundationbcn.com/en/bibliography-chiari-foundation/ 書籍を通して、患者さんやご家族の方に役立つ情報をお届けできることを、当研究所チーム一同、心から願っております。
ロヨ医師著の『終糸システム®入門』が3か国語追加されて出版

Published by ICSEB at 2024年11月15日 ロヨ・サルバドール医師著の『終糸システム®入門』が、さらにドイツ語版、日本語版、韓国語版の3か国語が加わり、出版されました。 現在までに出版されたスペイン語、フランス語、イタリア語、ポーランド語、ロシア語、英語、ポルトガル語、中国語を合わせると、合計11か国語での出版となります。 『終糸システム®入門』は、2014年12月1日に開催されたイベントで初めて著者によって発表されたもので、医療従事者ではない一般の人向けに書かれています。 ロヨ医師は、患者さんとそのご家族、友の会、そして医療従事者以外の人が、終糸牽引や終糸病・神経頭蓋脊柱症候群とは何か、また終糸システム®とその成果に対する理解を深められるよう『終糸システム®入門』の執筆を考案しました。 現在までに、当研究所で治療を受けられた患者さんには贈り物として『終糸システム®入門』を差し上げてきたほか、『終糸システム®入門』を出版しているキアリ&脊柱側弯症&脊髄空洞症基金への寄付として、本の購入をされた方もいらっしゃいます。病気に対する理解と当研究所の治療法に関する情報を、『終糸システム®入門』を通してより多くの人に広めることができたのではないかと考えております。 ドイツ語版、日本語版、韓国語版の追加によって、世界でますます多くの方が『終糸システム®入門』を手に取っていただけることを嬉しく思っております。また、近々デジタル版での出版も考えておりますので、さらなる病気への理解と普及に取り組んで参ります。 現時点で印刷版の購入をご希望の方は、こちらのリンク(https://chiarifoundationbcn.com/bibliografia-chiari-fundacion/)から、ご希望の言語をご記入の上、電子メール([email protected].)にてお問い合わせください。 『終糸システム®入門』を通して、患者さんやご家族の方に役立つ情報をお届けできることを、当研究所チーム一同切に願っております。
世界脊椎デー: 2024年10月16日

Published by ICSEB at 2024年10月16日 世界脊椎デーは、脊椎の健康と病気の予防と理解を呼びかけることを目的とした国際デーです。 当研究所では、終糸病と神経頭蓋脊柱症候群、そしてそれらに含まれる病気と、特発性脊柱側弯症といった脊柱に影響を与える病気の治療を専門としています。 原因となる病気をはじめ、終糸病と神経頭蓋脊柱症候群は多くの場合、椎間板ヘルニアや椎間板突出、脊柱管狭窄症、椎間関節症候群、椎骨脱臼、バーストラップ症候群などといった脊柱の病気と関連しています。 上記の診断名を受けた患者さんの多くは、当研究所独自の治療計画である「終糸システム®」を適用して治療することが、よりよい生活の質を取り戻すための第一歩となります。 当研究所での低侵襲治療の終糸切断手術が可能かどうか、無料オンライン医療相談フォームからぜひご相談ください。お待ちしております。
9月28日. アーノルド・キアリ症候群の国際デー

Published by ICSEB at 2024年9月28日 9月はアーノルド・キアリI型症候群の啓発月間で、病気への理解を深めることを目的に28日が記念日となりました。 今年、パリで開催されたパラリンピック競技大会が9月8日に閉幕したばかりですが、この世界的スポーツイベント中に、アーノルド・キアリI型症候群を患った国際アスリートの活躍を拝見し、当研究所チーム一同その姿に感銘を受けました。 2024年、パラリンピック選手によって、神経系全体の過緊張を引き起こす終糸病という胎生期から発生する病気によって小脳扁桃の下垂が起こり、頭痛、感覚異常、不安定さ、脊椎全体の慢性的な痛み、運動失調などの症状を伴うキアリ奇形という病気を、より多くの人に知ってもらう機会になったのではないでしょうか。 “パラリンピックの父”と呼ばれるルートヴィヒ・グットマン医師(1948年以降、戦争で障害を負った軍人たちを対象にストーク・マンデビル競技大会を始め、1960年の大会がのちの第一回パラリンピックとなる)は、次のように述べています。 「それまでの間、これらの男性、女性、そして子供達にとって問題だったのは、将来への希望が持てないことでした。なぜなら、我々医師は、彼らの命を救うだけではなく、彼らの尊厳を取り戻し、幸せで尊重される国民にすべきだからです。」 当研究所では、治療を受けられた患者さんに対しても同じように考えており、病気の恐怖に直面し、希望を失った患者さんに尊厳のある生活を取り戻し、もう一度希望を持って生きてほしいと考えております。 アーノルド・キアリI型症候群の治療で当研究所独自の治療計画「終糸システム®」を適用することで、終糸病の原因である過緊張状態の終糸を切断して小脳扁桃下垂の原因を排除することができます。そして、その結果、患者さんの生活の質の向上が期待できます。 9月28日は、パラリンピックに出場した全選手に対してはもちろんのこと、特にフランス、ブラジル、スペイン代表選手であるディミトリー・ジョズウィキ(Dimitri Jozwicki)選手、マリアナ・リベイロ(Mariana Ribeiro)選手、アンドレア・ミゲレス(Andrea Miguélez)選手の活躍に対して、心よりお祝い申し上げます。アーノルド・キアリI型症候群がどういうものなのか、情熱、忍耐を持って病気と闘う術を、選手たちを通して学ぶことができます。 選手の皆さん、ありがとうございます!
従来の基準と終糸システム®による外科的治療のリスクとメリットの関係性に基づく、アーノルド・キアリ症候群、脊髄空洞症、特発性側弯症およびその他の関連疾患への外科的治療適用の違い

Published by ICSEB at 2024年9月20日 当研究所の「終糸システム®」は、当研究所の創設者であるロヨ・サルバドール医師の博士論文の学術的発見に基づいて構成された独自の治療計画で、アーノルド・キアリ症候群I型、0型、および1,5型、脊髄空洞症、脊柱側弯症などの原因である「終糸病」の治療に適用されます。 当研究所独自の研究によって生まれた低侵襲治療の終糸切断手術は、手術手技の改善および局所麻酔適用により、従来の終糸切断手術と比べリスクを軽減することができます。 当研究所の脳神経外科チームによって終糸病と診断され、手術の提案を受けた患者さんの多くから「なぜ他の医師からは年に一度の経過観察のみで、手術を提案されないのか」と質問を受けることがあります。そのご質問への答えは、病気の原因、原因を取り除くために必要とされる治療法、手術で適用される術式、手術の目的などによって異なってきます。 外科治療のリスクとメリットの関係を評価する際に影響する要因として、患者側の治療に向けての準備、手術前の入院、抗菌薬予防投与、手術の汚染程度、手術の時間および侵襲の度合い、患者さんの健康状態が挙げられ、それに加えて、麻酔とその種類(全身麻酔、鎮静剤を伴う局所麻酔、または両方の組み合わせ)なども考慮されます。 提案された治療法が複雑かつ侵襲の高い手術である場合(アーノルド・キアリI型症候群の場合は大後頭孔減圧術、脊髄空洞症の場合は空洞短絡術)、通常、手術は症状が見られる患者さんのみに適用されます。なぜなら、手術を行うことで、病気自体がもたらす後遺症や死亡率よりも高いリスクをもたらす可能性があるからです (参照: https://shorturl.at/TCYkx)。一方で、患者さんの生活に支障をきたす症状が見られない場合は、手術なしの経過観察および画像検査が提案されます。 終糸病の治療として終糸システム®適用で終糸切断手術が適用された場合、そのリスクは他の手術と同様に手術創の感染や哆開といった合併症がほとんどないもので、後遺症、死亡率、神経障害もありません。したがって、当研究所の脳神経外科医によって終糸病と診断された患者さんの多くに終糸切断手術の早期治療が提案される理由は、容易に理解することができるでしょう。 当研究所の治療は、病気の原因を取り除き、病気の進行を止め、神経系の可逆的損傷の回復を促し、これ以上の可逆的損傷を防ぎ、また、その可逆的損傷が不可逆的損傷になるのを防ぐことで、患者さんの生活の質を向上させます。 終糸切断手術は、リスクよりもメリットの方が大きいため、年齢や外傷、病気自体の自然的な進行によって起こり得る症状の悪化を防ぐために、ほぼ無症状の患者さんや生活に支障が出ていない患者さんの場合でも早期治療が推奨されます。 終糸システム®適用で治療が受けられるか、当研究所の専門医にオンライン医療相談を通して、セカンドオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか。患者さんの生活の質を向上させることができます。
今年度も研究開発(R&D)部門が認定証を取得

Published by ICSEB at 2024年7月27日 当研究所は創設以来、終糸病に関するロヨ医師のこれまでの研究と論文に沿って研究に取り組んできました。 当研究所の研究開発(R&D)部門は、2011年からスペイン国内において正式に認められており、2023年度の研究開発(R&D)部門の業務に対し、今年度もACIE(スペインイノベーション認定機関)から研究開発(R&D)認証を取得することができました(2024年5月17日発行)。 「特発性脊髄空洞症患者における終糸切断手術の有効性の評価」の研究を実施したロヨ医師をはじめとする研究開発(R&D)部門チーム、おめでとうございます。研究開発(R&D)部門の活動に、今後もご期待ください。
2022年2月28日 世界希少・難治性疾患の日

Published by ICSEB at 2024年2月29日 希少疾患は「希少」という名前にもかかわらず、世界中で驚くほど多くの人が希少疾患にかかっています。「希少」と呼ばれる理由として、その病気の原因が不明であることが挙げられます。 医学では、希少疾患の多くは遺伝的要素を持つと考えられており、たとえ症状が後になって現れたとしても、妊娠時または出産時にすでに発生していると考えられています。希少疾患によっては遺伝的要因と環境的要因の組み合わせによって発生する疾患もあります。診断の遅れによって不適的な治療が行われ、更なる合併症の発生の可能性があるため、早期診断が非常に重要になってきますが、その希少性により、病気に関する知識が乏しく、十分な研究も行われていないため、正しい診断と治療が見つかるまでに長い時間を要することがあります。 アーノルド・キアリ0型/I型症候群(キアリ奇形)、特発性脊髄空洞症は、当研究所で専門的に研究と治療が行われている疾患ですが、これらの疾患は出生時またはその後に現れる可能性があり、時にはある外傷によって全ての症状が引き起こされるため、正しい診断、治療法に辿り着くまでに時間がかかり、その間に症状の悪化を引き起こすことがあります。 当研究所の創設者であるロヨ・サルバドール医師の研究により、キアリ奇形、脊髄空洞症を含む終糸病が先天性の要因で起こっていることがわかり、これは胎児の発育の段階で起こり、家族の中で複数の人がこの病気を患う可能性があります。 今年、2024年の世界希少・難治性疾患の日に際し、当研究所ではキアリ奇形および脊髄空洞症を含む終糸病/神経頭蓋脊柱症候群に関する研究を促進し、終糸による牽引がどのように神経系に影響を与え病気を引き起こすのかを広め、終糸病患者に対する早期診断と早期治療が行われるよう取り組んでいきます。 キアリ奇形、脊髄空洞症が「希少」疾患ではなくなる未来のため、そして患者さんの生活の質の向上を目指すために、キアリ&脊柱側弯症&脊髄空洞症基金(https://chiarifoundationbcn.com/en/donation-chiari-foundation/)への寄付を通して、更なる病気への研究にご支援ください。
神経頭蓋脊柱症候群と尾骨脱臼の予備的研究

Published by ICSEB at 2023年12月22日 当研究所のロヨ・サルバドール所長を中心とする医療チームが執筆した、神経頭蓋脊柱症候群と尾骨前方脱臼の関連性に関する最新論文「尾骨脱臼に関連する神経頭蓋脊柱症候群:予備的研究」が、脳神経外科雑誌『World Neurosurgery:X』に掲載されました。 「神経頭蓋脊柱症候群は、いくつかの特発性疾患(アーノルド・キアリ症候群0,1型および1,5型、脊柱側弯症、脊髄空洞症)を含みますが、これは終糸と呼ばれる線維組織によって神経軸に異常な牽引が生じることで引き起こされる」とし、終糸が尾骨レベルに達する組織であることを考慮した上で、神経頭蓋脊柱症候群という診断を受けた多くの症例で「尾骨の前方脱臼といった解剖学的変異によって、終糸が引き起こした中枢神経系全体にかかる牽引をさらに悪化させる可能性」を、ロヨ医師率いる神経外科医チームは長年観察してきました。 論文では、「神経頭蓋脊柱症候群患者における尾骨脱臼の有病率の高さが、それらの間に関連性があることを示唆している」と結論づけ、「尾骨前方脱臼を引き起こすメカニズムは、神経頭蓋脊柱症候群の発症に直接影響を与える可能性がある」と述べています。 通常、尾骨脱臼の場合、ほとんどの外傷および整形外科で提示される治療は、保存療法(尾骨に体重をかけない、座ることを避けるまたは減らす、座る際の負荷を軽減するクッションや器具の使用などの推奨)ですが、残念ながら神経頭蓋脊柱症候群である可能性が考慮されないために神経頭蓋脊柱症候群の診断は下りず、患者さんの満足いく解決策は提示されずに、患者さんの生活の質に悪影響を与える可能性が出てきます。 当研究所では、これらの症例の長年の臨床観察と治療経験を経て、尾骨脱臼によって生じた終糸の牽引を取り除くため、低侵襲治療を含む当研究所独自の治療計画「終糸システム®」の適用を提案しており、優れた治療効果が得られています。 論文執筆者であるロヨ医師、フィアヨス医師、ビヤビセンシオ医師、そして当研究所の研究開発(R&D)部門チーム、『World Neurosurgery:X』への論文掲載おめでとうございます。 仙尾骨脱臼を伴う神経頭蓋脊柱症候群の治療に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。
中国で開催されたバイオメディカルエンジニアリングとバイオテクノロジーに関する国際会議(ICBEB 2023)に参加

Published by ICSEB at 2023年12月15日 昨年、第11回バイオメディカルエンジニアリングとバイオテクノロジーに関する国際会議(ICBEB 2022)にて最優秀プレゼンテーション賞を受賞しましたが、今年も当研究所の研究開発(R&D)部門チームは、バイオメディカルエンジニアリングとバイオテクノロジーに関する国際会議(ICBEB 2023)に参加し、2023年11月20日、当研究所のロヨ研究所所長およびフィアヨス医師が、「尾骨脱臼に関連する神経頭蓋脊柱症候群:予備的研究」の論文ポスターを発表しました。 ダウンロード
中国で開催されたバイオメディカルエンジニアリングとバイオテクノロジーに関する国際会議(ICBEB 2023)に参加

Published by ICSEB at 2023年12月15日 昨年、第11回バイオメディカルエンジニアリングとバイオテクノロジーに関する国際会議(ICBEB 2022)にて最優秀プレゼンテーション賞を受賞しましたが、今年も当研究所の研究開発(R&D)部門チームは、バイオメディカルエンジニアリングとバイオテクノロジーに関する国際会議(ICBEB 2023)に参加し、2023年11月20日、当研究所のロヨ研究所所長およびフィアヨス医師が、「尾骨脱臼に関連する神経頭蓋脊柱症候群:予備的研究」の論文ポスターを発表しました。 ダウンロード