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ヘネロソ・ロドリゲス:脊髄空洞症、扁平頭蓋底

Published by at 2004年4月20日


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手術日:2004年4月

この場を借りてロヨ先生に深く御礼申し上げます。2004年4月20日に行われた手術に大変満足しています。72歳になった時、右手に感覚障害が見られ、物を取ることができなくなりました。手術後の今74歳になりましたが、全体で80%くらい感覚が戻り、体も動かせるようになりました。私のように終糸切断手術が受けられると返事をもらったみなさん、ぜひロヨ先生のもとを訪ねてください。後悔はしません。

ヘネロソ・ロドリゲス
メールアドレス: [email protected] 

バルセロナ神経研究所備考欄

ヘネロソ・ロドリゲス-ラマリャイさんは、頸痛、右上半身の疼痛、右手の痛覚・温覚鈍麻のためバルセロナの公立総合病院の脳神経外科を受診、脊髄空洞症と頭蓋底陥入症と診断されました。総合病院では歯状突起の切除を提案されたそうです。この歯状突起は第2頸椎にあり、頭を支え、首を左右に回す動きを可能にしています。牽引療法を受け、その一年後に2つの頸椎を固定する手術を受ける予定だったそうです。

ヘネロソさんは18年前から右半身の麻痺がありましたが、当研究所で頸椎椎間板ヘルニアの手術を受けた翌日、麻痺はなくなりました。当研究所に診察に訪れた際、ヘネロサさんの病気の詳細、終糸切断手術という新しい治療法ついて説明をしました。

終糸切断手術から5時間後、ヘネロソさんの右手の握力と感覚が回復し、病棟の廊下でポケットから物をつかんで、手の感覚だけで何を持っているか識別することができました。

手術から1年後、ヘネロソさんとヘネロソさんの奥さん、そしてロヨ先生を交えてオンダ・セロ・ラジオ・バルセロナというラジオ放送局でアナウンサーのリカルド・アパリシオ氏のインタビューを受けました。しかし、ヘネロソさんの奥さんの「どうして終糸切断手術は健康保険が適用されないのか」という問いがきっかけで、その時に収録されたインタビューは放送中止になりました。


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