Published by ICSEB at 2006年5月25日
手術日:2006年4月
私の名前はヘススです。現在42歳ですが、20歳の時に脊髄空洞症と診断されました。14歳の時にはすでに脊柱側弯症を患っていましたが、当時は運動と固いマットレスで寝れば矯正されるだろうと言われましたが、実際はそうではありませんでした。
20歳になるまで普通の生活を送っていましたが、ある日ひげを剃ろうとした時に、右手に力が入らなくて、動かすことができなくなったので急きょ病院に行きました。神経内科の先生に診てもらったところ、私の歩き方を指摘され、痙性歩行が見られると言われました。数えられないほどの検査を受けた結果、脊髄内に空洞があり、それは進行性の病気だと言われました。徐々に病状が悪化して、バランスを崩してよくつまずいたり、右半身の脱力感や感覚障害も見られました。
1985年にマドリッドのラモン・イ・カハル(Ramón y Cajal)という病院で、古くから行われている頸椎を切除する手術を受けましたが、術後の経過はひどいものでした。回復して以降、松葉杖を使って歩かなければならなくなりました。数年後に病状が悪化したのでまた同じ手術を受けて、今度は車いす生活になりました。
2006年にインターネットで情報を探している時、バルセロナ神経研究所のホームページを見つけ、ロヨ先生にコンタクトを取りました。そして、5月25日に効果的で体に負担の少ない終糸切断手術を受けました。以前は呼吸器官に問題がありましたが、手術以降なくなりました。
もし脊髄空洞症と診断された時にこの手術を受けることができていれば、おそらく私は今頃車いす生活をしていないだろうと思います。だからこそ私は、この効果的で体に負担の少ない終糸切断手術を最初の手術として広めていきたいと思っています。
ロヨ先生に感謝すると共に、脊髄空洞症を患っている方にぜひバルセロナ神経研究所のロヨ先生にコンタクトを取ってほしいと思っています。
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