当研究所の創立者であるロヨ医師は、終糸病という新しい病気を発見し、その診断方法と治療法を確立しました。当研究所医療チームは、この終糸病という新しい病気の周知と治療法の普及のために取り組んでおり、2011年からACIE(スペインイノベーション認定機関)の研究開発(R&D)認証、ENAC(スペイン国家認定機関)認証により、当研究所の治療実績が認められています。
終糸病の診断・治療のためにまとめられた16のプロトコル「終糸システム®」は世界で当研究所のみが行っているもので、治療の質を保証するために確立された独自の治療計画です。
当研究所の医療チームは、アーノルド・キアリI型症候群、特発性脊髄空洞症、特発性脊柱側弯症、頭蓋底陥入症、扁平頭蓋底、歯突起後屈、脳幹のよじれなどの終糸病に熟知している脳神経外科医で、世界数カ国での診療経験があります。40年以上の研究をもとに行われている最先端治療が提供できるのも、こうした経験豊富な脳神経外科医がいるからです。
当研究所の創立者であるロヨ医師は、1975年に研究を始め、当初は脊髄空洞症の原因について研究を進め、後にアーノルド・キアリI型症候群(キアリ奇形)、脊柱側弯症などの原因にも焦点を当てていきました。現在、当研究所で行っている治療は、ロヨ医師をはじめとする医療チームの40年以上にも渡る徹底した研究の成果です。
当研究所の医療チームは診療業務以外にも、終糸システム®について理解を深めたい医療従事者に対し講座を開き、バルセロナ終糸アカデミー®で講師として医療従事者の養成に携わっています。
終糸システム®適用での治療後に多くの症例で症状や徴候の回復が確認でき、患者さん満足度調査では、94,2%と高い評価を得ています
当研究所では、患者さんが安心してバルセロナで治療が受けられるよう、事前に患者さんの検査画像を通してオンライン診断を行い、一回の渡航で診察および治療が受けられるように配慮しています。また、術後検診をスペイン国外でも受けられるよう、海外の医療機関と提携して患者さんのサポートを行っています。
現在までに世界76か国の患者さんが当研究所の治療を受けに来られています。当研究所医療チームと患者さん間のコミュニケーションが円滑に進むよう、数カ国語を話す当研究所の言語担当スタッフが、計16カ国語で患者さんのサポートを行っております。
当研究所では患者さんに合わせた診療を行い、患者さんが安心して治療を受けられるよう懇切丁寧な対応を心がけています。終糸システム®適用での治療は、患者さんに必要な治療を患者さんに合わせて提案しており、アーノルド・キアリI型症候群、特発性脊髄空洞症、特発性脊柱側弯症のほか、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、繊維筋痛症などの関連疾患の治療も行っております。
終糸システム®適用での治療によって、アーノルド・キアリI型症候群(キアリ奇形)、特発性脊髄空洞症、特発性脊柱側弯症などの終糸病の原因を取り除き、病気の進行を止めることができます。
当研究所で行っている独自の治療法、終糸システム®は低侵襲治療(患者への身体的負担が少ない治療)で、手術による死亡率および重度の合併症は0%です。手術時間は45分、入院期間は一泊二日、手術で使用される麻酔は局所麻酔です。
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