バルセロナキアリ研究所の注解
セベリンさんは幼少時から歩行時の困難、数えきれないほどの慢性症状を抱えていました。18歳の時に大後頭孔減圧術を受け、様々なリハビリテーション治療を行いましたが、回復は見られませんでした。
2013年6月3日、当研究所にて明らかな歩行障害、異常に低い不均整な握力(握力計で確認)、多くの病的反射、物に焦点を合わせにくいなどの異常を観察しました。
2013年6月5日、終糸切断手術から数時間後、術後の改善:歩き方がほぼ正常に戻ったこと、握力の増加、いくつかの反射の正常化、ものに焦点を合わせやすくなったことを確認できました。
セベリンさんの病気の進行を止めるお手伝いができたことを、当研究所チーム一同大変嬉しく思っております。時間とともに更なる術後の改善が見られ、病気による損傷の多くは、リハビリテーション治療を通して回復する可能性があります。
TV3 Centreの映像の要約
セベリンさんの人生に変化が現れたのは思春期からでした。それ以降、健康状態は改善されず、すべては小脳の奇形、アーノルド・キアリ症候群によるものでした。病気によって平衡感覚の乱れと協調運動障害が現れ、歩行困難、両脚のこわばり、頭部から全身にかけて電気が流れるような感覚、それに伴う痙攣もありました。夜疲れている時は痛みがひどく歩けなくなり、他の症状も出てくるようになりました。
1999年、フランスのオルレアンで手術をしたものの効果はなく、2012年11月、パリの神経内科医からは不治の病だと言われました。
しかし、セベリンさんはスペインでアーノルド・キアリ症候群の治療を専門に扱っている研究所を見つけ、期待を胸にバルセロナで手術を受けることにしました。
セベリンさんは終糸切断手術前、手術がうまくいかなければ体が麻痺してしまうのではないかと思い、もし手術が成功すれば、以前の生活を取り戻すことができ、セベリンさんにとってそれはキリストの復活と同等の意味を持っていました。
術後に撮影されたビデオの要約
セベリンさんはTV3 Centreで放送された内容に対して、終糸切断手術に麻痺の危険性はないと修正を加え、終糸切断手術は局所麻酔と鎮静剤投与で行われ、術後の回復は早く、素晴らしいものだと述べています。術後、セベリンさんは正常な歩行が可能になりました。
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