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BMC Neurology誌に当研究医療チームの論文が掲載

Published by at 2020年5月15日


ロヨ医師率いる当研究医療チームの執筆した研究論文「終糸病と神経頭蓋脊柱症候群:定義、臨床像、画像的特徴」が国際ジャーナルBMC Neurologyに掲載されました。

The Filum disease and the Neuro-Cranio-Vertebral Syndrome: definition, clinical picture and imaging features. (終糸病と神経頭蓋脊柱症候群:定義、臨床像、画像的特徴)
BMC Neurology 2020 20:175

終糸病と神経頭蓋脊柱症候群という新しい病気の詳細については、こちらのリンクからご覧ください。
https://rdcu.be/b36Pi

当研究所にとって、国際ジャーナルに終糸病と神経頭蓋脊柱症候群の名が掲載されることは非常に重要な一歩であり、ロヨ医師率いる医療チームの30年以上の研究・治療の成果でもあります。

終糸病については、1993年に発表された博士論文「脊髄空洞症の病因学への貢献」の中で言及されており、脊椎と神経系間の非同期の成長および異常終糸によって重要な力学的衝突が生まれることが述べられています。終糸病におけるこの衝突が、現在まで原因不明といわれていたアーノルド・キアリI型症候群、特発性脊髄空洞症、特発性脊柱側弯症、扁平頭蓋底、頭蓋底陥入症、歯突起後屈、脳幹のよじれ、線維筋痛症、慢性疲労症候群、脳血管疾患、椎間板の突出や椎間板ヘルニア、椎間関節症候群、バーストラップ病、夜尿症、神経心理学的異常、ホルモン異常などとして現れ、神経頭蓋脊柱症候群も同様に、エーラス・ダンロス症候群や他疾患に関与しています。

現在までに得られた研究結果は、様々な医学論文、講演会、スペイン国外での会議を通して発表されており、また、新しい診断法、治療法は終糸システム®という治療計画としてまとめられ、現在までに1700名以上の患者さんに治療を行ってきました。

当研究所では日々終糸病についての理解を深め、おそらく全人類、哺乳類に属する全ての動物に対して終糸病の影響が及んでいる可能性があることがわかっていますが、そのほとんどが病気であることに気づいていません。

今回このように国際ジャーナルを通じて研究結果を共有することができ、当研究所チーム一同、大変嬉しく思っております。これをきっかけに、より多くの患者さんに終糸病と神経頭蓋脊柱症候群への理解を促すとともに、医学界に終糸病関連疾患に対する新しい診断・治療法を提供し、病気のメカニズムをより広く考察するための扉を開き、科学と患者さんの将来に貢献していきたいと考えています。

終糸病神経頭蓋脊柱症候群、また、その診断法や治療法がまとめられた終糸システム®の詳細については、当研究所までお問い合わせください。


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