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文学と科学の対談

Published by at 2015年3月9日


2015年3月4日、バルセロナキアリ奇形&脊髄空洞症&脊柱側弯症研究所にて、終糸切断手術を受けられたロシア人作家のナタリア・カリニナ(Natalia Kalinina)さんと、当研究所のミゲル-B・ロヨ-サルバドール先生との対談が実現しました。

DrRoyo-paciente-NataliaKalinina

ナタリアさんの最新作『ブラックブックの秘密』は先ごろ第2版が発売され、献辞には“ロヨ先生とフィアヨス先生、バルセロナキアリ研究所チームに捧げる”と書かれています。

DrRoyo-paciente-NataliaKalinina-DrFiallos今回の対談では、ナタリアさんからロヨ先生へ『ブラックブックの秘密』が贈られ、ロヨ先生からナタリアさんへは『終糸システム(Filum System®)ショートガイド(2)』が贈られました。それぞれ異なるジャンルの書物ではありますが、二人の物書きとしての情熱に違いはありません。

ロヨ先生は対談の中で、「小説を楽しみにしている読者の存在があるからこそ、小説家が小説を書き続けることができるように、研究の分野も患者さんが研究の成果を待っているからこそ、こうして研究に励むことができる」と語っていました。

ナタリア・カリニナ(Natalia Kalinina)さん:ロシア人小説家。現在までに17冊の長編小説と自伝小説シリーズを出版し、総売上は35万部を超える。


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