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ヴィオレッタ:脊髄空洞症、アーノルド・キアリ奇形I型、脊柱側弯症、脊髄牽引症候群

Published by at 2013年9月12日


手術日:2011年10月

rusia

みなさん、こんにちは。

娘のヴィオレッタの体に異変が現れたのは6歳の頃でした。左かかとが常に空中に浮いているようで、うまく歩けていませんでした。その後、脊柱側弯症が判明しました。左右の肩の高さが違い、両足を使ってきちんと歩くことも、直立することもできず、やがては娘の生活態度にも問題が出てきました。

2010年3月に背中のMRIを受けて、脊髄空洞症および水脊髄症と診断されました。娘の健康問題がわかって嬉しかった一方で、今後どうすればすればいいのかわかりませんでした。それから1年半の間に、様々な病院を回って脳神経外科医の診察を受けさせました。しかし残念なことに、娘の言っていることを信用してくれる先生はいませんでしたし、私達夫婦も納得できる説明を先生から受けられませんでした。きっと子供を持つ親なら、私達の気持ちをわかってくれると思います。

それから引き続き、情報を探していました。2011年8月のある日、インターネットでバルセロナキアリ研究所のことを知りました。画像を送り、メールのやりとりが始まりました。

手術費用は確かに高額ではありましたが、私達にとって娘の健康は何よりも価値があり、大切なものです。ローンを組んでバルセロナへと向かい、2011年10月25日、手術が行われました。

ロヨ先生なら大丈夫だと、安心して娘を任せることができました。 手術は無事に終わり、10月30日にはティビダボ(遊園地)で娘の9歳の誕生日をお祝いしていました。

症状の改善はすぐには現れませんでしたが、少しずつ両肩が同じ高さになり、しっかり左足を使って歩けるようになりました。2013年5月に撮影したMRI画像から、明らかな回復が伺えます。ロヨ先生をはじめ、ニナさんやバルセロナキアリ研究所チームのみなさん、そしてシマ病院のみなさんに心より感謝申し上げます。みなさんには本当にお世話になりました。

スヴェトラーナ(ヴィオレッタの母)

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