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ケリン・アレン:キアリ奇形I型、脊髄空洞症、脊柱側弯症

Published by at 2008年12月10日


kerrin_allen

手術日:200812

australia

みなさんこんにちは。オーストラリアのシドニー出身のケリン・アレンと言います。

バルセロナキアリ研究所のロヨ先生と医療チームに巡り会えることができて、私は本当に幸せ者です。ウェブページにある患者さんの体験談はとても参考になったので、今回ここでこうして私の体験談をお話しできることを嬉しく思います。

キアリ奇形I型脊髄空洞症と診断されたのは、2007年の8月に検査入院した時でした。私の症状は、激しい頭痛、右脚の痛みと脱力感、実際右脚は麻痺し、感覚障害も見られました。

脚の凝血のため手術は延期されたものの、2008年3月にオーストラリアのシドニーで大後頭孔減圧術を受けました。手術後症状はかなり改善し、頭の痛みは軽減し、脚の麻痺も改善され下肢装具をつければ歩けるようになりました。

しかし、少ししてまた症状が戻ってきました。右脚の筋力低下は悪化し、左脚にも影響が出てきました。下肢装具なしでは直立することができなくなり、頭や背中の痛み、膀胱にも問題が出てきました。両脚の痛みとしびれ、足の裏の焼けるような痛み、両手の妙な感覚もありました。シドニーの病院に再度検査入院することになりましたが、結局原因不明のまま退院しました。

ロヨ先生に私のMRI画像を見てもらった後、2008年12月にバルセロナで診察を受けました。ロヨ先生が私を助けられると聞いて大変驚きました。ロヨ先生はキアリ奇形と脊髄空洞症以外にも、脊柱側弯症と眼震、右手の脱力が見られることも指摘しました。

2008年12月に診察後、私は低侵襲治療の終糸切断手術を受けました。この手術は、キアリ奇形の原因を取り除き、症状がこれ以上悪化するのを防ぐものでした。手術の痛みはほとんどありませんでした。

手術後目を覚ますと、背骨と両脚の痛みやしびれがなくなっていました!手術後9時間経って、私は前よりもまっすぐ立つことができ、普通に歩くこともできました。頭痛も消え、視界もすっきりし、思考力も向上しました。

膀胱の問題も解決し、まるで別人になったようです。他の小さな症状に関しては、これから時間をかけて神経が回復していく中で良くなっていくと思います。幸いにも、神経が再生不可能な損傷を受けていなかったので本当によかったです。現在は筋肉を鍛えてコンディションを整えている状態なので、今後歩行も改善されていくと思います。手術の結果に大変満足しています。

ロヨ先生の研究と外科的治療は、私の人生を大きく変えました!先生をはじめ医療チームの方々のプロ意識、温かさ、人を助けたいという気持ちをひしひしと感じました。オーストラリアの医師にもロヨ先生の技術を受け入れてもらい、オーストラリアの患者さんをもっと助けられるようにしてほしいです。

ロヨ先生、そしてサマンタさんや医療チームの方々には、この先もずっと感謝の気持ちでいっぱいだと思います。また、私を支え手術を受けられるようにしてくれた家族にも、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

何か質問があれば、遠慮なく連絡ください。メールアドレス[email protected]

 


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