手術日:2012年5月
2011年、失神と手足の感覚障害、目と背中などの全身の痛み、歩行障害、恒常的な耳鳴りなどが現れ、ファビアナさんは人生の行く手を阻まれました。
1年間病名と治療法を探し、イタリアの有名な病院で診察を受けましたが、症状は複雑だったためどの病名にも該当しませんでした。その結果、脳腫瘍や多発性硬化症と診断名は多岐に渡りました。
2012年から国外レベルで病名と治療法を探し始め、自身の症状をもとにインターネットで調べた結果、バルセロナキアリ研究所とロヨ・サルバドール先生の存在を知りました。
その後病気は進行し、2月から5月まで症状が悪化しただけではなく、他の症状も新たに出てきました。心理的機能の低下、ひどい記憶障害により何度か目の前にいる人が誰なのか思い出せないことがありました。
とうとう移動に車いすが必要になり、ファビアナさんは終糸切断手術を受けた患者さんと連絡を取ることにしました。手術を受けた患者さんには、病気の進行を止めるためになるべく早く手術を受けた方がいいと言われ、ロヨ医師の診察を予約しました。ロヨ医師の見解は、ファビアナさんは小脳扁桃に影響を与える脊髄牽引症候群を患っているため、病気の治療法は終糸システム(FILUM SYSTEM®)に沿って行われる終糸切断手術だと述べました。
2013年5月、バルセロナで終糸切断手術を受けました。
術後の経過は良好で、術後1ヶ月半後には2歳半の息子さんと散歩ができるまでに回復しました。
術後から1年経った後に撮影された体験談では、手術のおかげで病気を患う前の生活を取り戻せ、それだけではなく、元気がなく常に疲労感のあった頃(発症する前)よりも、体調がよくなったと語っています。現在、仕事をして普通の生活を送っているだけではなく、週に3回ほどランニングを行うようになったそうです。ファビアナさんは体験談の中で人生を取り戻してくれたロヨ医師に感謝の気持ちを述べています。
私どもバルセロナキアリ研究所チーム一同、ファビアナさんのご協力に大変感謝しております。ファビアナさんの体験談を通して、多くの患者さんに希望を与えることができると確信しております。ファビアナさん、ありがとうございました。
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