Published by ICSEB at 2013年4月8日
手術日 :2008年3月
私の名前はアンジェラ・グリエコで、イタリアのマテーラ県に住んでいます。ここで、私がどのようにアーノルド・キアリ奇形I型、脊髄空洞症を患っていることに気づいたかをお話ししたいと思います。
思春期の頃から、目や首、顔に神経痛がありました。時間が経つとともに、痛みの起こる頻度は増えていきました。背中が痛み、そこを触られると背骨の横に痛みを引き起こしているヒモのようなものを感じました。私はその後いくつもの整形外科の病院を回り、スポーツ医のところにも足を運びました(そこでは上記のヒモの部分に注射を打たれました)。
40歳ごろになって、手足のしびれやめまい、顔の痛み、脊柱の圧迫、頭の中心の激痛など、痛みが増していきました。私の住んでいる村の神経内科の先生にお願いして、MRIを受けられるように準備してもらいました。そして、MRI結果から私の病気がわかったのです。ミラノ・カルロ・ベスタ神経学研究所に行き、唯一の解決策は大後頭孔減圧術だと言われました。偶然にも、ピエトロ・ジリオラ(Pietro Gigliola)さんという終糸切断手術を受けた人の話を聞くことができ、ピエトロさんを通じてロヨ先生とリタ・プレスブルゴ(Rita Presbulgo)さんに知り合うことができました。
2008年3月4日、バルセロナで終糸切断手術を受けました。術後の回復はとても早く、以前のような激しい痛みで苦しむこともなくなりました。もうかばんに炎症を抑える薬を携帯する必要もなくなりましたし、頸椎椎間板ヘルニアや脊髄空洞症(第7頸髄-第1胸髄)で苦しむこともなくなりました。
ロヨ先生、先生のプロ意識と人間性に深く感謝申し上げます。また、ピエトロ・ジリオラさん、ピエトロさんの手術の体験談やロヨ先生とのコンタクトの取り方などを教えてくださってありがとうございました。最後にリタ・プレスブルゴさん、リタさんには手術前後に励ましの言葉をたくさんいただき、とても感謝しています。
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