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バルセロナキアリ奇形&脊髄空洞症&脊柱側弯症研究所

バルセロナキアリ研究所


 
institut-chiari-barcelona
 

バルセロナキアリ奇形&脊髄空洞症&脊柱側弯症研究所は(以下、「当研究所」)、脊柱や脳の疾患の治療を専門とした医療機関です。当研究所は、今までアーノルド・キアリI型症候群、特発性脊髄空洞症、特発性脊柱側弯症、頭蓋底陥入症、扁平頭蓋底、歯突起後屈、脳幹のよじれなど、別々に分類されていた上記疾患が、実は同じ原因から発症しているというミゲル-B・ロヨ-サルバドール医師の見解をもとに、上記疾患を「終糸病」という一つの病気にまとめ、研究、治療にあたっています。

バルセロナキアリ奇形&脊髄空洞症&脊柱側弯症研究所は、スペインのバルセロナ、ペドラルベス(Pedralbes)地区のマヌエル・ジローナ通り16番地にあり、外来診療を行っています。入院、検査、外科治療は当研究所付近にあるシマ病院(Hospital CIMA:マヌエル・ジローナ通り33番地)にて行われます。

 

外科治療チーム

当研究所の外科治療チームは、様々な分野の専門家によって構成されています。

ミゲル-B・ロヨ-サルバドール(Dr. Miguel B. Royo Salvador)脳神経外科医および神経内科医

マルコ・フィアヨス(Dr. Marco V. Fiallos Rivera)脳神経外科医

ホセ=マヌエル・アルテアガ(José Manuel Arteaga)医師

 

手術室看護師

パウラ・アロンソ(Paula Alonso)

アナ-イサベル・アラルコン-サンチェス(Ms. Ana Isabel Alarcón Sánchez)

アナ・ラファルガ-カペジャ(Ms. Anna Lafarga Capella)

 

当研究所−シマ病院間の手術および検査スケジュール管理

カタリナ・クーン(Katharina Kühn)

 

研究・開発

当研究所所長のミゲル=B・ロヨ=サルバドール氏の40年以上に渡る研究(バルセロナ自治大学医学部解剖発生学のホセ=マリア・ドメネク正教授との共同研究も含む)の結果、原因不明といわれていたアーノルド・キアリI型症候群、特発性脊髄空洞症、特発性脊柱側弯症、頭蓋底陥入症、扁平頭蓋底、歯突起後屈、脳幹のよじれなどの病気を「終糸病」という新しい病気にまとめ、その原因と治療法を構築しました。

さらに、ロヨ=サルバドール氏は終糸病の原因を取り除くことができる治療法(小切開手術)を生み出し、従来の腰椎椎弓切除術を伴う終糸切断手術から、低侵襲治療の仙骨切除術へと術式を改善し、通常4時間のところを45分に、17%の髄液漏の合併症を0%に抑えることに成功しました。また、この低侵襲治療の終糸切断手術が適用されることにより、アーノルド・キアリI型症

候群の治療で行われる大後頭孔減圧術(病気自体の死亡率や合併症よりも、手術自体の死亡率の方が高い)を回避することができます。そして、当研究所ではロヨ=サルバドール氏の研究結果をもとに、病因学に従った病気の診断、外科治療、リハビリなどの終糸病の治療法を「終糸システム®」という治療計画にまとめました。

当研究所での治療の成果、および病気の新しい見解を国際学術機関へ普及させるため、2014年に研究開発(R&D)部門を正式に立ち上げました。また、2011年からの当研究所の研究に対し、ACIE(スペインイノベーション認定機関)およびENAC(スペイン国家認定機関)からは研究開発(R&D)認証を得ています。

あらゆる医療分野の発展にはその成長と発展を支える研究が求められ、患者の健康改善および治療法のメリットを最大限にするためには生物医学における研究活動と発展が不可欠です。そのため当研究所では、手術のリスクを最小限に抑えるとともに、手術の成功率を上げ、終糸病の関連疾患に対する治療法の知識と治療の効果を増加させるため、医療分野での研究開発(R&D)に力を入れています。

 当研究所は独自の最新の手術手技を提供するパイオニアとして、当研究所での研究開発(R&D)プロジェクトによって、治療法の持続的改善と解剖学的-病態生理学的知識を追究し、新治療の発展を可能にする新しい科学的認証を得ることを目的にしています。スペイン経済産業競争力省の科学革新事務総長の決議によって、当研究所は2017年から2020年まで革新的な中小企業に登録されています。

 

研究開発(R&D)部門:

当研究所の研究開発(R&D)部門は、脳神経外科医の医療チームをはじめ、様々な医療分野の専門スタッフから構成されています。

ミゲル-B・ロヨ-サルバドール(Dr. Miguel B. Royo Salvador)脳神経外科医・神経内科医

ジョイア・ルエ(Gioia Luè)臨床心理学者、研究開発部門コーディネーター

マルコ・フィアヨス(Dr. Marco V. Fiallos Rivera)脳神経外科医

ホセ=マヌエル・アルテアガ(José Manuel Arteaga)医師

カタリナ・クーン(Katharina Kühn)公認翻訳士、出版管理責任者

 

事務・受付業務

当研究所では、さまざまな国の患者さんからの問い合わせや手続きに対応できるよう、言語に堪能なスタッフを採用しております。持続的改善に沿った品質管理のもと、患者さんをサポートしております。

事務スタッフ

マラ・エスピノ(Mara Linette Espino Hernandez)  事務管理部門責任者

サマンタ・メール(Samantha Meir) 受付業務コーディネーター

サファ・エル-イドリシ(Safaa El Idrissi). 品質マネジメント部門担当

 

医療メディエーション・患者さん対応

当研究所では、患者さんのケア、マーケティング、通訳・翻訳に堪能なスタッフを採用しております。

様々な国から届く医療相談にスムーズに対応し、患者さんが安心して治療を受けられるよう、また、良好な治療同盟を形成できるよう、患者さんと医療チーム間の医療メディエーションを行っております。

また、スペイン以外の国にお住まいの患者さんにも当研究所の治療が受けられるように、オンライン上でも病気の診断や治療の提案を行っており、治療後の術後経過に関する患者さんからの相談に対しても迅速に行える体制を整えております。

 

医療メディエーション

陳家佩 (Pei Chen) カタリナ・クーン(Katharina Kühn) サマンタ・メール(Samantha Meir) サファ・エル-イドリシ(Safaa El Idrissi) ニナ・アルチュノバ(Nina Arutiounova) 高橋由佳(Yuka Takahashi) ジョイア・ルエ(Gioia Luè) エレナ・デ-ミキエリ-ビットゥリ(Elena de’ Michieli Vitturi) アヌープ・ティワリ(Anoop Tiwari) マルタ・オルシニ(Marta Orsini) ニナ・ピウルコブスカ(Nina Piorkowska) エディタ・ユスコ(Edyta Juszko)  

提携企業

ユーロフォン(Europhone) ビーマイビット(Bemybit)